山根自習館+英語指導
概要
●英語を学ぶと言うこと
一定の年齢に達して、日本語を介して外国語(英語)を学ぶ。この場合、単語(語い)力を高めながら、並行して文法(語法)の理解をしながら、まず「読み」「書く」英語の習得を目指す。まずは英語を入力する学習から始めるしかない。そして「聞く」「話す」という出力する学習に移るのは一つの方法であると思う。やむを得ないのではないか。何しろ、周囲が英語の環境の中で生まれるのではないからである。
●中高6年で、しっかりした英語の土台を作ろう!
当館の英語学習の基本は、どんな英文も必ず音読する。そして英文の意味を正確にとらえる。この二つを徹底し、「書く」英語力の習得につなげる。結果的には、「話す」英語力の向上につながると考えているからです。つまり、総合的な英語力の向上を目指しています。
実態としては、残念ながら、中高6年の英語学習を修了しても、必ずしも英語の基礎力が十弁ではない学習者は少なくない。そのため、その後英語の何をどう学べば良いのかが、自分では分からない。だから、多くの高卒生が英語を諦めてしまう。(もちろん、英語が全てではないので、無理に英語を学ぶ必要もないが。)
基礎力がしっかりしていれば、つまり、英語の土台が出来ていれば、その上に英語を積み重ねることが出来る。後は独りでも、英語学習は続けられると考えています。
どんな言葉であれ、6年間だけの机上の勉強で、社会で通用する語学力が身に付くと思う方が間違っているのではないか。そうでないなら、今よりもはるかに多くの高卒者が英語を身に付けていてもおかしくない。一生学び続けて初めて、英語に限らず、身に付くものであることを証明しています。
●英語の基礎知識の大切さ
当館では、単語〔語い〕力と文法〔語法〕力だけでなく、英語の基礎知識を学ぶことも重要と考えています。このことが、本質的な英語力を身に付ける鍵だからです。言い換えれば、試験突破を中心に置いた学習ではなく、実践に役立つ英語力の習得を目指しているとも言えます。
●「本質的な英語の習得」を助けるために
本格的に中高生の英語を指導し始めて凡そよそ30年。以来、一貫して本質的な英語(すなわち社会で通用する英語)の習得を目標に掲げてきた。(この対極には、昨今の試験突破を中心にした英語の指導があると考えていますが、、、)
この目標を達成するために、心掛けているのは、単語(語彙)力と文法(語法)力に加え、「英語(と英文)に関する基礎知識の習得です。例えば、「英語の主要8品詞の働き」、「英文の4要素と修飾語」と言った解説を包括的な解説を試み、それぞれの品詞の見分け方と文中での働き、また英文の4要素と品詞の関係を解説しています。その中では、英語(文)と日本語(文)の相違点と類似点なども付け加え、出来る限り、英語を身近なものに捉えて貰える工夫をしているつもりです。
こうした工夫をすることで、受講生に同じ言葉としての共通点と相違点が伝われば、英語の習得にとって、プラスの効果があるとの考えに他なりません。